医者として生きる。
ー誰かの、世界の、
そして私と家族の命が輝く為に

世界に飛躍する有為な人材を育てる

 佐賀大学循環器内科は高度に多様化する医療に対応するため、臨床と研究の両立を目指し、世界基準で活躍する医師の育成を目標にしています。

 また、それぞれ個人のニーズに合わせ、特徴を活かし、適材適所で活躍できる働き方を追求しています。進む高齢化社会、心不全パンデミック、AIの医療活用、精密医療の実現。我々循環器内科医が求められることの可能性は無限大です。

 医者として生きる、誰かのために生きる、そして輝く自分のために生きる、その結果多くの人に幸せを与えられる医師になる。佐賀と共に、佐賀から世界へ、そして未来へ。あなたのキャリアの1歩は今この瞬間から始まっています。共に歩んで行きましょう。

私たちの仕事~Our works

私たちの仕事は多岐に渡ります。
そのひとつひとつが、たった一つの命を守る
かけがえのない仕事です。

心不全

心不全は、あらゆる循環器疾患を原因として発症する共通の病態です。私たちは心機能が低下した患者さんでの治療のみならず、心不全の原因疾患検索や予防といった心血管疾患全般に共通する診療をマネージメントしています。また、補助人工心臓管理施設として他医療機関と連携した重症心不全治療を行っています。

虚血

冠動脈の狭窄または閉塞病変に対して細長い管(カテーテル)や金属の筒(ステント)などを用いて、体に侵襲の少ない治療を行います。緊急のカテーテル治療は患者さんの命を救います。

不整脈

心房細動を初めとした多様な不整脈に対して年間約400件のアブレーション治療を行っています。また心房細動の発症メカニズムの解明および、将来的な個別化医療の実現を目指し、多施設と共同して臨床試験を行っています。不整脈グループでは臨床から基礎研究まで繋がるトランスレーショナルなリサーチを行っています。詳細はこちら

ストラクチャー

心臓弁膜症など、器質的な心疾患に対するカテーテル治療が近年注目され、 ”structural heart disease(SHD)インターベンション” と呼ばれています。このチームでは経カテーテル大動脈弁留置術 (TAVI)を中心とするカテーテル治療を担当しています。

心臓リハビリテーション

心臓リハビリテーションは、薬物治療と同等もしくはそれを超える効果があるとされています。外来・入院患者さんの運動療法はもちろんのこと、他職種・他施設とタッグを組んで、生活全般に寄り添った患者教育や生活指導、カウンセリング等を行っています。

画像診断(心エコー/CT/心臓MRI)

より侵襲の低い病態評価として画像診断は重要な分野です。心エコーは循環器疾患全般において必須の検査となっています。心臓CTでは冠動脈評価や先天性心疾患等の構造的評価も行っています。また当院では、心臓MRI検査を循環器内科医が担当し、より病態に迫る評価を心がけています。

研究

循環器内科研究室では実験補助員3名と共に、動物実験など各種基礎実験を行い、大学院生がここで学んでいきました。野出教授が発見し、Scienceに掲載されたエイコサトリエン酸類の抗炎症作用を循環器病に応用し新たな薬とするべく、日々地道な研究を行っています。

スタッフインタビュー

若手の医師、シニアの医師に「入局理由」や「やりがい」、佐賀大学医学部循環内科の「良いところ」などをうかがいました!

循環器内科 山口
循環器内科 乘田
循環器内科 横井

特別企画!国家試験対策~循環器内科

佐賀大学循環器内科のドクターによる過去の医師国家試験循環器問題の解説動画です。

データで見る佐賀大学医学部循環器内科

さまざまなデータから、佐賀大学医学部循環器内科にはどのようなドクターが在籍しているのかを紹介します!

男女比

一般的な大学病院と比べると女性ドクターの数が約3割と多いのが佐賀大学医学部循環器内科の特徴です。また、女性の教授も多く、女性でも働きながらキャリア形成することが可能です。


年齢

ドクターの平均年齢は37歳で全国平均に近いです。20代では研修・育成を中心とした勤務、30代、40代で医者としてのキャリアを重ねていきます。年齢バランスが良いのも特徴です。


出身地

福岡、佐賀を中心に九州出身のドクターが多く在籍しています。台湾からのドクターも在籍しており、ダイバーシティ化を目指しています。


出身大学

佐賀大学出身者を中心に構成されていますが、約3割のドクターが中途で入局し、日々の業務にて活躍しています。


働く環境・魅力について

働く環境は86%の方が満足と答えており、産休や育児についても89%が理解あると答えています。ワークライフバランスをとりながら、勤務することが可能です。

意見を聞いてくれる。相談しやすい先生が多いです。

オンとオフがはっきりしてます。多様な働き方があります。

心電図、心エコー、カテーテル検査など様々な検査の知識を習得できます。

個人の能力を発揮できる環境があります。

チーム医療で患者さんを助けられると、達成感があります。

各診療グループ間の垣根が低いです。

夫婦の職場の距離を意識してくださり, 突発的な子供が病気の時には外勤・外来・病棟管理を快くスタッフの方々でカバーしていただけ、非常に助かっています。

急性期・慢性期・予防等の幅広い分野に関わることができ、バイタルが不安定な急性期対応した患者が自宅退院できるところにやりがいを感じます。

趣味を教えてください!

趣味第一位は、スポーツと映画鑑賞。佐賀大学医学部にはジムもございますので、業務終了後には汗をかいているドクターを多く見ることが出来ます。また、女性ドクターも多いことから、ヨガ、料理など、女性に人気の趣味もランクインしています。

佐賀の魅力

住環境について

 佐賀県は、豊かな自然に恵まれた住環境があり、佐賀-博多間は特急電車で約40分と、福岡都市圏が通勤・通学圏にあります。
 九州佐賀国際空港(佐賀空港)から羽田空港まで1時間50分で行くことができるのも魅力です。

子育て・イベント

 佐賀は自然豊かな環境と、市内には大きな商業施設も多くあり、子育てに最適な環境と言えます。また、佐賀大学、短大など多くの教育機関があり、高校の部活なども盛んです。 
 バルーンフェスタ、有田陶器市、唐津くんちなどの九州を代表するイベントや、呼子のイカ、佐賀牛などのグルメもたくさん!