–なぜ、循環器内科を選んだのですか?きっかけや決め手があれば、教えてください。
元々、漠然と内科医になりたいとは思っていたのですが、初期研修の2年間で手技や急患対応に魅力を感じたほか、学問的にも興味を持ったからです。
–佐賀で働くことを選んだ理由があれば、教えてください。
県外の大学に行きましたが、いつか地元佐賀の医療に貢献したいという思いは持っていました。実際に帰ってきて、患者様や地域の皆様と佐賀弁でお話しして、ほっとした気持ちになりました。同時に改めて、ここでやっていくんだ、と身が引き締まる思いでもあります。
–実際に入局してみて感じた、医局の雰囲気や人間関係はどうですか?
出身大学も他大学、研修も他の病院でしたので不安はありましたが、疎外感を感じることなく暖かい雰囲気の中で働くことができています。女性の先生も多く、ロールモデルとなる先生がたくさんいらっしゃいます。
–研修内容や教育体制について、特にいいと感じる点はありますか?
充実した指導体制のもとでありながらも実践的に学ぶことができていると思います。わからないことは遠慮なくきける体制が整っているので、実際に仕事をしながらその都度多くのことを学ばせていただいております。
–現在、どのような分野に興味がありますか?将来的に目指していることがあれば教えて下さい。
どの分野も魅力的でなかなか決められないのですが、入局後も選択肢が豊富だということも入局した決め手の1つかもしれません。各分野をローテーションできるため、じっくり将来と向き合うことができると思います。

–日常業務、当直やオンコールなど、忙しさについて正直なところを教えて下さい。
まだ不慣れですので1つ1つに時間がかかり、業務に追われてしまうことはあります。いつも皆様に助けていただいてなんとかやっています。また、業務を効率的に行えるようなシステム作りが日に日に進んでいて、うまく活用していけばもう少し自分自身の学びをすすめることに時間を使えるようになるのではないかと期待しています。
–医局の“推しポイント”を教えて下さい。
アカデミックなところです。臨床で持った疑問を、研究につなげようと思った時に実行にうつせる医局だと思います。学会発表や研究に際しても手厚いサポートが受けられます。研修医時代は他の病院にいましたが、オンラインで何度もつないでアドバイスをいただいたり、予演会をしたりしました。