病気の特徴– category –

【閉塞性動脈硬化症とは？】 　動脈硬化は血管の壁にコレステロールなどが沈着し、血管の内側が徐々に狭くなり（狭窄）、詰まってしまう変化です。動脈硬化は全身の動脈に生じますが、腹部大動脈を含めた四肢への動脈（特に下肢動脈）に起こったものを、閉...

【心臓の構造】 　心臓は４つの部屋で構成されています。左右の心房と左右の心室です（図１）。左心室が全身に血液を送り出すポンプの役目をしています。安静時の正常な心拍数は６０〜９０回/分程度ですが、この心拍数は右房にある洞結節というペースメー...

【心臓弁とは？】 　心臓は体中に血液を循環させるポンプの役割があります。「心臓弁」は血液の流れを一方向に維持し、逆流を防止するためにあります。心臓の中には４つの弁があります。 「大動脈弁(だいどうみゃくべん)」＝左心室と大動脈弁の間にある「...

【静脈血栓塞栓症】 静脈血栓塞栓症とは、主に足の静脈にできた血の塊(血栓)が、血流にのって肺の動脈に詰まる病気です。血栓の場所によって、以下の2つに分けられます。 深部静脈血栓症（しんぶじょうみゃくけっせんしょう）  足の静脈にできた血栓...

【心不全とは・・・】 　心不全とは「心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気」です。心臓の病気なら命に関わるだろうと思われる反面、進行性であることやいくつかの癌と同等の予後であることはあまり知られていま...

【労作性狭心症 / 無症候性心筋虚血】 画像提供：インフォームドコンセントのための心臓・血管病アトラス 　「狭心症」とは、心臓に血液を送っている血管（冠動脈）が狭くなり、心臓の筋肉に十分な血液が届いていないために生じる症状のことです。 　多く...