日本循環器学会
「2022年改訂版 非心臓手術における合併心疾患の評価と管理に関するガイドライン」
本日の抄読会では、2022年に改訂された日本循環器学会の「非心臓手術における合併心疾患の評価と管理に関するガイドライン」が取り上げられました。
これまでと比較し、患者の健康寿命に留意し方針を決定することも記載されています。今回改訂されたアルゴリズムに則った周術期心血管系リスクのスコアリング、術前評価として推奨される検査、などについて、具体的症例を用いて共有しました。また、ガイドラインは全ての患者に該当するものではなく、個々の現場や患者背景を加味して最終的に判断するべきであることを確認しました。
最後には、「Dr.新里のすべらない話」として、胸郭出口症候群の1例を紹介してくれました。
発表者:新里先生、文責:矢島